ニードル脱毛と絶縁針脱毛、それぞれの特徴は?

解説する女性

ニードル脱毛を行っているクリニックのサイトを見ると、当院では「絶縁針」を使用していますとか、絶縁針脱毛を行っていますという説明があることがあります。

ニードル脱毛と絶縁針脱毛、一見すると大きな違いがないように思われる二つの脱毛法ですが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。

 

一番の特徴は、使用する器具の材質の違いです。ニードル脱毛は毛穴にプローブと呼ばれる針を差し込んで電気を流し、針に発生した熱で毛根にダメージを与える方法です。プローブの材質は基本的にはステンレスが使われます。これは電気抵抗率が高く、高い熱を発生させることができるためですが、プローブ全体が高温になるため、毛穴に差し込んだときに強い痛みを感じるという欠点がありました。

 

その欠点を補うために開発されたのが絶縁針です。これは医学博士の小林敏男氏が開発したもので、プローブのほぼ全体を絶縁体で覆い、先端だけに電気が流れて発熱するように工夫されています。毛の再生組織は毛根の最低部にあるため、プローブの先だけが熱せられれば脱毛には支障はなく、むしろピンポイントでプローブが熱せられる分、より高い熱で処理することも可能になりました。確かに熱せられる部分には痛みが残りますが、施術の痛みは絶縁針の登場でかなり軽減されたといえます。

 

ただし、この絶縁針も万能ではなく、たとえば金属アレルギーの方への使用は危険です。絶縁体に覆われていても材質はステンレスのままですから、アレルギー反応が出てしまうリスクがあるのです。金属アレルギーの方は従来のタイプのプローブで、チタンやゴールドの表面加工をしたものを使用することになります。

 

もうひとつの特徴として、医療機関は絶縁針脱毛もニードル脱毛も行うことができますが、エステサロンでは絶縁針脱毛の使用は禁止されています。
前述のように、絶縁針はより高い温度でムダ毛処理ができるため、安全面を考慮して、医療資格のないエステサロンには認めていないのです。サロンで電気針脱毛を行っている場合は、すべてニードル脱毛と考えて間違いありません。